【相談:新感覚忍者体験アトラクションを開始】
相談事業者基本情報
●企 業 名 ashibi enterprise
●業 種 演芸・イベントサービス業
●所 在 地 北谷町美浜
●資 本 金 100万
●創 業 2015年9月
●従 業 員 18人
【内容:コロナに打ち勝つ新エンターテイメント】
昨年、観光地であり外国人も多く来訪する美浜の新劇場での公演を開始。同時に体験型の忍者アトラクションを考案、街中でも試験的に実施してきた。好評で本格的に広報し始めたところコロナ禍に見舞われ2月に休演。6月下旬に再開したものの7月には再度休演することになった。
スタッフの平均年齢は24歳と若く、忍者ショーの激しいアクションを驚異のスピードで演じていく。各人がエンターテイメントへの夢を抱き、アルバイトをしながら交代で琉球忍者ショーを支えてきた。演出、照明、音響等も自ら行っている。コロナの災いにもスタッフ自らのアイデアと工夫をこらして対応している。
今回は琉球に伝わる宝刀を素材にした忍者アトラクション「三大宝刀探し」の第一弾として、ホラー仕立ての「北谷菜切」を作演出。観客席を忍者体験のアトラクションゾーンに改装、「屋敷潜入」「宝刀奪還」「妖怪退治」「封印」の各ステージの移動も照明で誘導するように設定。まるでお化け屋敷のような迫力を感じさせてくれる。
コロナ対策として3密を避けて2~4人一組で受け付け、入場時の検温、手指消毒、マスクの常時着用(全員に忍者マスクプレゼント)を実施。開催は土日の週末のみで、体験時間は一組20分で1日20組までと限定しているので予約した方が良いと思われる。グーグルマップの検索で内容が分かるようにすることや空間除菌システムも提案している。
琉球忍者の強みは、見応えのあるアクションと、スタッフ自ら操作する照明・音響・スモーク等の技術だけではない。「北谷菜切」のストーリーの導入で最初に見せる紙芝居等も自ら作れる創造能力にある。若い感性でゲーム性を持った展開は子供も大人も十分に楽しませてくれる。
また、平日の空いている時に劇場を若い芸能・演劇関係者の稽古や公演の場としても提供している。コロナ禍に負けない、沖縄の若いエンターテイメントのエネルギーを感じさせる集団〝琉球忍者″たちから今後も目が離せない。
問合せはアシビエンタープライズ(または琉球忍者)電話 098-921-5238。サイト
(県よろず支援拠点チーフコーディネーター・ 上地 哲)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。