CASE302 ウェブを活用した竪琴の売上拡大

【相談:認知度をあげ、お客さんを増やしたい】

 

相談事業者基本情報

●企 業 名 木の工房「杢陽」
●業   種 木工房
●所 在 地  うるま市
●資 本 金 個人事業主
●創   業 2002年
●従 業 員 2人

【相談内容】

沖縄の木を使った楽器(竪琴)を制作販売しているが、コロナウイルス感染拡大の影響で販売が厳しい。自社のホームページや活用しているSNSでの周知・販売に結びつける方法と現状の改善点について相談したい。

【内容:周知を強化し魅力発信】

 

相談者の高良夫妻は2002年に木の工房「杢陽(もくよう)」を創業。ご主人の高良輝幸氏は、日本を代表するギター(K.ヤイリ/岐阜県)工房で木工技術を学び、現在は文化財復元業務と沖縄の木を使った楽器(竪琴)を制作販売している。

これまで担ってきた文化財復元の需要も減り、毎年売上減少が続いていた。今年に入り新型コロナウイルスの影響を受け、更に厳しい状況になってしまった。国内では3カ所でしか作れない竪琴にこだわった楽器制作と販売を柱にビジネスを組み立てていきたいと相談へ訪れた。

自社のホームページや活用しているSNSでの周知・販売に結びつける方法と現状の改善点について、幾つかの対策を提案した。

ひとつは、ホームページやSNSのタイトルの変更である。「てるる詩の木工房」から「国産竪琴・ライアー制作 てるる詩の木工房」へ変えること。「竪琴」というキーワードがグーグルやヤフーでの検索において1ページ目中段に登録されることが目的。実行した結果、以前よりも多くのターゲットからのアクセス件数を獲得する事ができた。そしてネットショップの開設を行った直後には高額の商品が売れて高良夫妻も驚いた。

また商品が楽器である為、ユーザーに音色や楽曲を聞かせる事が何よりも伝わる方法である事をアドバイス。自社のYOUTUBEチャンネルへこれまでに撮影した動画や、工房にある全ての楽器を演奏している動画をアップロードしてホームページに掲載、フェイスブックでも拡散した。その後は、配信した演奏動画の竪琴が次々と売れているそうである。楽器の音色も重要だが、合わせて動画の中の演奏者でもあるご夫婦の優しい人柄も伝える事ができた結果である。

現在高良氏の原点であるギター作りの技術を生かし、沖縄の木のウクレレを試作中で、9月に内定したEコマース販路拡大補助金を活用したウェブ広告での周知・販売に取り組む予定。今後も引き続き支援していきたい。

問い合わせは、木の工房「杢陽」電話098-974-1780

(県よろず支援拠点コーディネーター・仲宗根功)

 ※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098-851-8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

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