CASE313 海外人材紹介増やしたい

【相談:海外人材紹介増やしたい】

 

相談事業者基本情報

●企 業 名 海外人材職業訓練協同組合
●業   種 外国人技能実習受入事業
●所 在 地  名護市
●資 本 金 212万
●創   業 1985年
●従 業 員 15名

【相談内容】

海外人材職業訓練協同組合は熊本県熊本市に本部があり35年と歴史はあるが、沖縄には2019年4月に進出した。沖縄での知名度も少なく、ニーズのある企業との出会いを増やすにはどうしたら良いのか相談したい。

【内容:実習生の質の高さPR】

組合は人材で困っている国内の企業への海外の技能実習生受け入れ事業を紹介、活用を勧めてきた。これまで熊本市を拠点に、九州全域と関東、中部、北陸などに事業を展開してきた。35年間の海外からの受入事業の中で、過去に中国やベトナムなどの実習生を受入れてきたが、現在はインドネシアとフィリピンの実習生を受け入れている。

単に東南アジアから人材を募集して紹介しているのではない。現地のより良い人材を、必要としている企業へ紹介しなければならない。そのため、インドネシアのジョグジャカルタに日本語学校と送出機関を設置し運営している。現地で直接運営する事で、日本側のニーズを伝えやすく、質の高い実習生を紹介出来る様になっている。これが他の受入事業を展開している組合との違いだが、この違いを伝える機会をなかなか作る事が出来ないでいた。

一方、よろず支援拠点に人手不足で困っているという海ぶどうの養殖を営む事業所が相談に訪れた。海ぶどうは沖縄では1年中育つのだが、とてもデリケートな海藻で養殖はまだ機械化ができないので多く人手を必要とする。ハウスで養殖され生産者が毎日、気温、日照時間などを管理し、苗作り、植え付け、育成、摘み取りとすべて手作業で行われている。ただ、外国人技能実習生の活用については、養殖業の場合は特定技能実習制度の枠組みの中で受け入れなければならず、今のままでは研修生を受け入れることはできない。しかし、非加熱性水産加工食品製造業の塩蔵製品製造への従事ということであれば受け入れが可能になる。

海ぶどうは冬場の売上減少が大きい。その対策として塩蔵製品の開発と販路開拓の相談も受けていた。新たに加工製造施設を増設したとしても人手が不足する。しかもデリケートな海ぶどうの加工製造には丁寧な作業が求められる。質の高い外国人技能実習生なら十分な戦力になる。

海ぶどうの事業者は同組合から人材の受け入れを決めた。塩蔵加工施設が増設され、販路の拡大もあり事業は拡大している中、課題であった人材確保のめどがついた。この事業所の経営者は他にも事業を展開しており、そちらでも実習生の受入れを検討している。さらに知人の会社にも紹介してもらい、海外の技能実習生受け入れ事業は認知が広がってきた。

沖縄県よろず支援拠点 名護サテライトコーディネーター 渡具知 豊

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098-851-8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

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