CASE322 ネット販売で活路見いだしたい

 

【相談:ネット販売に活路を見出したい

 

相談事業者基本情報

●企 業 名 ペンションほろほろ
●業   種 宿泊・食品販売
●所 在 地  恩納村
●資 本 金 個人事業
●創   業 2013年
●従 業 員 2名

【相談内容】

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けペンションの宿泊客が大幅に減少した。宿泊客に人気のあった自家製のシークァーサーマーマレードと沖縄野菜ピクルスのネット販売で新たな売上げをつくりたい。

【内容:ネットショップの集客方法】

恩納村からの依頼で、毎週金曜日に恩納村商工会で開催してきた相談会に来訪された相談者は、コロナ禍により宿泊客が激減した「ペンションほろほろ」のオーナーの清水悦子さん。新たな売り上げを作っていくために、これまで宿泊客に人気のあった自家製の「シークァーサーマーマレード」と「ほろほろピクルス」をネットで売りたいとの相談であった。

まずは、ネットショップシステムの種類や活用事例をいくつか紹介。また集客については、自社ホームページのトップにバナーを張りショップへ誘導する方法等をアドバイス。

その後しばらくしてから、ネットショップを開設して公開できたが、時期的に年末商戦には間に合わせることができなかった。

そこで、これまでペンションを利用されたお客様にネットショップのご案内とQRコードをつけて年賀状を送ったところ、2週間で20件近くの注文と、少数だが新規顧客の獲得もできた。

コロナ禍の中、多くの事業者が新たなビジネスや販路を模索している。その一つにネット販売がある。今回は順調にスタートできたが、利益を生むビジネスにしていくために更なるブランディングが必要である。

コロナ禍の今こそターゲットやマーケット等、事業者自らが足元を見つめ直す時でもある。今後も事業者のポテンシャルを引き出すためのトライアル・アンド・エラーに付き添いたい。

問い合わせはペンションほろほろ
恩納村字瀬良垣859-3  電話098-966-2353 ウェブサイトFacebook

県よろず支援拠点コーディネーター・仲宗根功)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098-851-8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

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