居酒屋からカフェに業態変更しての集客・売上拡大の支援事例

【相談:居酒屋からカフェへの業態変更】

 

相談事業者基本情報

●企 業 名 Chtan cafe halihali
●業   種   飲食業
●所 在 地   北谷町
●資 本 金     個人事業
●創   業     2017年
●従 業 員     2名

【相談内容】代表の八波直栄氏は、「沖縄料理居酒屋 太陽食堂」を前オーナーから事業承継した。観光客向けの店で集客には波があり、さらに従業員の退職で人手不足になった。今後の経営に不安を感じ、カフェに変更する事業計画書を持参して相談に訪れた

【内容:居酒屋からカフェに変更しての集客と売上拡大】

従業員の退職で新規に募集しても応募者が無く営業継続が難しくなった。飲食業コンサルタントからの助言で、居酒屋からカフェに変更して募集すると人は確保出来た。しかし事業計画書からは次の課題が出てきた。

①設備投資が新たに発生する
②朝昼夕食それぞれ違うメニューの提供はオペレーションが煩雑となる
③時間帯別で客層が違う為それぞれ違う集客策が必要であることなどである

安定した売上確保には地元客の集客が必要であること、カフェのメニューはテスト販売してみてから決めるなど、安定した売上確保に取り組むことになった。

その後、カフェ用にメニューを全面変更したが思うように売上が上がらず、再度相談に来訪した。カフェメニューの一番人気はパンケーキで、沖縄在住米国人のオーダーが多い。

しかし、新しい店名だけでは何が売りのカフェなのかわからない。パンケーキとワッフルを売る店として、店舗名の下に「pancakes & waffles」という英語表記を加えた。

また、店舗の前にあったサブ看板のステーキやバーガーなど沢山あったメニューをパンケーキとワッフルを中心にして簡素化、全て英語表記にした。認知度アップの為のネット環境はGoogleマイビジネスで設定、ホームページも「パンケーキとワッフルの店」をキーワードに設定した。集客には英語のチラシを近隣在住米国人宅へポスティングし、あわせて基地内の情報誌に広告を掲載した。

販促費を調達するため経営改善計画書を策定して追加融資を受け、看板製作やアルバイトの雇用、新メニュー開発からline@やFacebook広告に活用した。お店の独自性を出すことで米国人・地元客だけでなく新規観光客来店も増えて集客及び売上も徐々に好転した。

 北谷町北谷1-12-11 電話098(989)0333 ブログFacebook

(県よろず支援拠点コーディネーター大和田邦治)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。

 

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