金融機関と二人三脚支援

【相談:集客のための情報発信をしたい】

 

相談事業者基本情報

●企 業 名 介そば(すけそば)
●業   種 沖縄そば
●所 在 地    宜野湾市
●資 本 金 個人事業
●創   業 2018年
●従 業 員 3人

【相談内容】相談者は、宜野湾市で金融機関から創業資金を調達し、2018年に沖縄そば店を開業。他の沖縄そば店で修業し、自分の店を持つ夢を叶えた。集客のための情報発信・広告戦略を相談したいと来所し、沖縄海邦銀行の行員も同席して話を聞いた。

【内容:金融機関と二人三脚支援】

沖縄海邦銀行・普天間支店のサテライト相談会に来られた「介そば」の宮城圭介店主は、宜野湾市嘉数のパイプライン通り沿いで沖縄そば店を営んでいる。

介そばの強みは生麺特有のツルツルした舌触りと、肉厚な三枚肉やソーキ、そしてあっさりとした旨味たっぷりのそばに加え、「サービスジューシー」が付いてくる点だ。

店内は明るくファミリーも入りやすい。店主にはお客様に「お腹一杯で満足して帰ってほしい」という想いがあり、一度ご来店したお客様は、ほぼリピーターになるという。

ご相談の際、行員の方が「宮城さんのお給料がもっと取れるようにしたいんです」と自分事の様に話された。ヒアリングすると「ほぼ店主は無給に近い状態」で、何か月もの間お店を切り盛りしているということであった。

行員の方はお店の営業状況のみならず、商品の味まで細かく説明をしてくれた。宮城店主と「二人三脚」で店舗売上拡大の策を考えていること手に取るように分かった。実際の売上や利益を見て「1日あたりの来店者数をどれだけ増やせばいいか」を計算し、その数字に届くような行動計画を支援した。

集客に有効な無料ウェブサービスの再開、グーグルが事業者向けに提供しているサービス「グーグルマイビジネス」の活用方法も助言した。

金融機関の方では、店舗のチラシを配布するなどの広報支援も行った。ネットの情報発信を宮城店主が着実に実践した事もあり、徐々にではあるが入店者や売上が増加傾向となった。

沖縄そばの味に関しては折り紙つきの美味しさなので、一度お客様に足を運んでもらえさえすれば心配はない。当拠点では引き続き金融機関とも連携し、売上拡大を継続支援していきたい。

問い合わせは介そば、電話090(9786)1128。

(県よろず支援拠点コーディネーター・金子泉)

 ※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。

ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

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