CASE289 英語プログラムPRしたい

【相談:英語プログラムPRしたい】

 

相談事業者基本情報

●企 業 名 NPO法人ジェネシス
●業   種 教育支援事業
●所 在 地  那覇市
●資 本 金 14万
●創   業 2011年
●従 業 員 9人(理事)2人(社員)

【相談内容】

4月2日に英語学童教室を開校したが、新型コロナの影響でその週に休校した。5日後にイギリスの家庭とオンラインで結び英語を学ぶという新しい学童スタイルのプログラムを入れて再開。もっと多くの子ども達に英語/異文化教育を提供するために県内で広報したい。

【内容:活動履歴で人脈伝える】

 

英語学童ジンブナーズを開校した直後に、新型コロナウィルスの影響で学びの場は休校にせざるを得なかった。しかし代表の佐久川政成さんは、自身の海外とのネットワークを活かして、イギリスの家庭と子供たちの各家庭とをオンラインで結んだプログラムを開始した。親子で一緒に自宅で海外と英語での交流を体験して喜ばれたという。

このポジティブな対応には驚かされた。英語の学童については、小学校の低学年生を対象に放課後の3〜4時間を使って英語で聞く、話す、読む、書くなどだけが多いが、佐久川代表は子供目線の音楽、サイエンス、クッキング、アートで学ぶといった沖縄では初のプログラムを行っている。

実践的な英語の学びの場をもっと広めるために、佐久川代表にプレスリリースを書いていただいた。その内容は杞憂どころか驚きと興味をそそられる点がいくつもあった。ひとつだけアドバイスをしたのは、佐久川代表の活動履歴と講師の方のプロフィールを伝えることだ。見れば南アフリカ、米国、フィリピンのカレッジで学んだだけではなく、同時にそれぞれの地にネットワークを作り上げたことがわかった。

モノの消費だけではなく、人の感性が共感を生み拡散すれば、関心の先は起点になった人に向く。貧困家庭が日本一の沖縄でも学童で英語を学ぶ環境をつくることで子供達の未来は変わると言い切る。

 佐久川代表の発想はさらに加速する。イギリスの家庭とオンラインで、コロナウィルスによってお互いの生活がどう変わったのかを子供達が英語で意見を交す場をつくったことだ。今度は7月10日に人種差別問題をテーマにブラジルとオンラインで結ぶという。事前の7月2日にリリースするよう提案し、うけいれていただき県庁記者クラブへ投函した。個人的にも佐久川代表のチャレンジから目が離せない。

ジンブナーズ ラーニングクラブ

問い合わせは電話080-3977-6752(担当/佐久川)

Web: www. Jimbunas.org

Email: hello@jimbunas.org

(県よろず支援拠点コーディネーター・嘉数純)

 ※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

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